新・怖いくらいに青い空

アニメ・マンガ・ライトノベル考察

2014-03-31から1日間の記事一覧

『キルラキル』と『利己的な遺伝子』(その2)―遺伝子に「着られる存在」から「着こなす存在」へ

リチャード・ドーキンスの『利己的な遺伝子』の本文は、次のような一文から始まる。 ある惑星上で知的な生物が成熟したといえるのは、その生物が自己の存在理由をはじめてみいだしたときである。 (中略) 地球の生物は、三〇億年もの間、自分たちがなぜ存在…