新・怖いくらいに青い空

アニメ・マンガ・ライトノベル考察

てんむす

『てんむす』と勝負の世界におけるセオリーについて

大食い競技を題材にした漫画『てんむす』は、スポ根ものの少年漫画にありがちなイケイケドンドンの精神論者を排して、極めて理論的な戦いを描いている点が面白いと思います。大食い競技で勝つためのセオリーというものがしっかりと決まっていて、各選手は多…

部活動論4―『てんむす』、食い道部

漫画『てんむす』を読んで、不覚にも涙してしまった。極限の状況に追い込まれた人間が、かくも凄まじい輝きを放つんだなあ、と。それは決して華麗で優雅なものではなく、もっと貪欲で泥臭くて死に物狂いな姿だ。でも、彼女らは皆、生き生きとしていて、圧倒…