新・怖いくらいに青い空

アニメ・マンガ・ライトノベル考察

アニメ

『けいおん!』第2期、第25~27話感想

BSプレミアムで去年『けいおん!』の再放送をやってて、良い機会だったので各話の感想を書いたのですが、 『けいおん!』第1期、各話感想 - 新・怖いくらいに青い空 『けいおん!』第2期、各話感想 - 新・怖いくらいに青い空 第2期の第25~27話については、感想…

『ヤマノススメ』から溢れ出す阿澄力

阿澄力とは、阿澄佳奈さんが演じているキャラクターに宿る力のことです。具体的に言えば、 『WORKING!!』のぽぷら 『のんのんびより』の小鞠 『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金』の壱級天災 『ニセコイ』の万里花 『ハイスクール・フリート』の美波 といったキャラクタ…

『けものフレンズ』のツチノコは言動が意味不明すぎて萌える

かばんちゃんとサーバルちゃんに会った瞬間、叫び声をあげて逃げ出すツチノコ「アアアアアアア!!!」「な、なな、なんだお前ら!」 普通の声じゃなくて、文字として表すのが難しい特徴的な奇声をあげるツチノコ、かわいい。 「そこ閉めたのかコノヤロー!!」「く…

『けものフレンズ』のハシビロちゃん

『けものフレンズ』を見て、去年上野動物園で見たハシビロコウのことを思い出したので、その時に撮った写真を見せるよ。ハシビロさん pic.twitter.com/RDkbujOFav— 九州人 (@kyuusyuuzinn) 2016年7月28日すご~い!ハシビロさんメッチャ羽広げてる pic.twitt…

『けものフレンズ』と動物のボディプランについて

サーバル、カワウソ、トキ、ビーバー、プレーリードッグ、ライオン、ヘラジカ、そしてヒト。地球上の動物の色、形、生態、習性は、多様性に満ちている。もちろんこれは全くその通りなのだが、体を形作る「ボディプラン」は、実はすべての動物で共通なのであ…

『クズの本懐』と『小林さんちのメイドラゴン』について

今季アニメの第1話をざっと見ましたが『クズの本懐』がダントツで良いですねぇ。特に、ヒロイン・花火役の安済知佳さんの演技が素晴らしいんですよ。子どもの頃からずっと片思いしている先生に好きな人がいると知って、ひたすら思考がネガティブになってやさ…

『けいおん!』第2期、各話感想

BSプレミアムでの『けいおん!』再放送、その第2期について感想を書きました。第1期の感想はこちら→『けいおん!』第1期、各話感想 - 新・怖いくらいに青い空 第1話「高3!」 第2期の最初ということで色々見所があるんですが、りっちゃん研究者としてまず第一…

2016年下半期アニメ総評

2016年下半期に見たアニメの総評です。上半期のアニメの総評はこちら→2016年上半期アニメ総評 - 新・怖いくらいに青い空 Re:ゼロから始める異世界生活 ナツキ・スバル、愚かだねえ…。やることなすこと全てが論理的じゃない。ただ感情に流されるまま、何も考…

『響け! ユーフォニアム2』総評

ひとまず、各キャラについて、これまでいくつかの記事で述べてきたことをまとめました。 久美子の成長 すでに他の方も指摘している通り、第2期になって改めて、久美子役の黒沢ともよさんの演技の素晴らしさを実感できましたね。私の第1話の記事でも述べま…

話数単位で選ぶ、2016年TVアニメ10選

毎年恒例のアニメ話数単位10選です。例年通り、こちらの記事を参考に、 ・2016年1月1日~12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。 ・1作品につき上限1話。 ・順位は付けない。 というルールで、今年最も印象深かった10話を選びました。 …

『終末のイゼッタ』のエイルシュタット公国

『終末のイゼッタ』のエイルシュタット公国って、まさに、自民党や日本会議を支持してるような層が理想とする国家だよな。長い歴史と伝統を持ち全国民から敬愛される大公家がいて、愛国心が強くて一致団結している国民がいて、いざとなったら命を賭けて戦う…

『けいおん!』第1期、各話感想

BSプレミアムで4月から『けいおん!』の再放送やってるど、皆さんちゃんと見てますか? 私も久しぶりに『けいおん!』を見て、懐かしいなあと思うと同時に、いろいろ新しい発見もあって、りっちゃんも最高に可愛くて、もう大満足でした。ここでは、第1期の感想…

『響け! ユーフォニアム2』第4話と原作小説との比較

みぞれの独白と自己嫌悪 アニメの第4話に全体的に足りないのは、各登場人物から放たれる「毒」と、それが自分や相手を容赦なく傷付けていく様だと思います。第4話にしてようやく明かされるみぞれ先輩の心の叫び。希美のことが大好き、自分には希美しかいない…

『響け! ユーフォニアム』第2期第1話の久美子が素晴らしかったという話

『響け! ユーフォニアム』第2期、始まりましたね。夏紀先輩は相変わらず大天使だったし、すぐに泣き出す晴香先輩は死ぬほど可愛かったし、みぞれ先輩はもう言葉に出来ないくらい尊かったですね。でも、そんな描写が全部吹き飛ぶくらい、久美子さんが凄いこと…

アニメ『クオリディア・コード』総評

作画 戦いに貢献できない「無能」は人間扱いすらされない、まるでブラック企業のような近未来を描いた本作。そのアニメ制作の現場もまた、常に作画崩壊気味で疲弊しきってるブラック企業だったというのは、実に笑えない冗談ですね。作画が崩れすぎてほとんど…

アニメ・マイベストエピソード5選

このたび、ブログ「物理的領域の因果的閉包性」で行われているマイベストエピソード企画に参加させていただきました。今回は、私が今まで見てきた中で特に印象に残っているアニメのベストエピソードを5つ紹介したいと思います。 『クレヨンしんちゃん』、「…

『この美術部には問題がある!』に出てくる今期アニメで一番可愛いキャラクター

今日は個人的に今期アニメで一番可愛いと思うキャラクターについて話したいと思います。その子はアニメ『この美術部には問題がある!』に出てくるキャラクターでして、アニメが始まる前から「このアニメはキャラクターがとにかく可愛い!」と評判になっていま…

2016年上半期アニメ総評

2016年上半期に放送されたアニメに関する総評です。と言っても、最終話まで見たのは計10作品しかないんですけどね。『僕だけがいない街』『ハルチカ』『この素晴らしい世界に祝福を!』『迷家-マヨイガ-』『キズナイーバー』については、個別に記事を書いて…

『迷家-マヨイガ-』総評

序盤から中盤にかけて いやぁ、6話くらいまでは普通に面白かったですよ。例えば、第5話で登場人物ほぼ全員が参加してコイツが怪しいアイツが怪しいああでもないこうでもないと喧々諤々の議論を重ねた挙句、結局何も話が進展しないままAパート終わっちゃった…

『キズナイーバー』と『異能バトルは日常系のなかで』の共通点

序盤は完全に『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』や『ブラック★ロックシューター』や『心が叫びたがってるんだ。』といった岡田麿里脚本の作品と同じ系統を行ってましたね。あるいは『あの夏で待ってる』とか『ココロコネクト』とも同じ構図です。…

『ハイスクール・フリート』で一番萌えるカップリング

『ハイスクール・フリート』で一番萌える百合カップリングは、断然、メイタマ(西崎芽依・立石志摩)です。攻撃になるとテンションが高くなるオレンジ色のパーカーを着てる子と、いつも「うい」しか言わない無口な白髪の子、と言えば分かりやすいでしょう。…

『くまみこ』に描かれた現代日本の田舎の闇

見る前はただの萌えアニメと思っていたが全然違った。これは実に考えさせられる作品だ。考えれば考えるほど、熊出村という村はひどい所である。まちに向かってセクハラ発言しまくりのクソじじい。若者とクマに神事を押し付けて自分達は何もせずにのうのうと…

もうやめて!艦長のライフはゼロよ!―『はいふり』改め『ハイスクール・フリート』第1話&第2話感想

ストーリーについて いや、なんかねえ…、ただでさえ高校入学したばかりの不安な時期に、艦長という重責を背負わされて、しかもトラブル続きの最初の航海で、何故か教官に反乱したということにされて逃げ惑う羽目になったりして、そのうえ部下の人達は、すぐ…

『三者三葉』第1話における物体の動き

アニメ『三者三葉』、素晴らしかったです。久しぶりに動画工房の本気を見た気がしました。このアニメはキャラクターの動きもすごいのですが、それに付随して起こる物体の動きがまた特徴的だなあと思います。例えばラストで、湯船に浮かんだ花びらが、最初バ…

『ハルチカ~ハルタとチカは青春する~』総評

『ハルチカ』を見て二言目にはホモアニメとかホモチカとか騒ぎ立てているバカどもがウザかったので、この作品に対してちょっと気の毒に思う面もあるのだが、それを差し引いたとしても、いやそれおかしいだろと思う部分が多々ある作品だった。まず第一に、主…

『この素晴らしい世界に祝福を!』総評

りきおさんが以前記事*1で書かれていたように、見た目だけはテンプレハーレムもののフォーマットを踏襲しつつも、恋愛要素をほとんど描かず、恋人までは行かない友達関係やギャグ描写に特化しているというのが、本作の大きな特徴だ。スタジオディーンアニメ…

『僕だけがいない街』総評

作品のテーマについて 振り返ってみれば、悟は多くのものを求めすぎてしまったのかもしれない。加代と広美を救うことだけ、白鳥潤を無罪にするアリバイ作りだけに専念していれば、犯人に気付かれることなく無事に小学校を卒業し、加代たちと共に大人になって…

2015年下半期のアニメ総評

上半期のアニメについてはこちらの記事に書いた。 干物妹!うまるちゃん 始まる前はノーマークだったが、知人に勧められて見ると意外と面白かった。外ヅラ妹、ゲーマー妹、干物妹という風に、縦横無尽にキャラを使い分ける姿が面白い。あれくらい自由に仮面を…

話数単位で選ぶ、2015年TVアニメ10選

今年もこの季節がやってきました。例年通り、ブログ「新米小僧の見習日記」を参考にして、 ・2015年1月1日~12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。 ・1作品につき上限1話。 ・順位は付けない。 というルールで、今年最も印象深かった1…

WIXOSSの新CMがヤバい

WIXOSS るう子とバトル編 15秒【TV-CM】 - YouTube WIXOSS 晶とバトル編 15秒【TV-CM】 - YouTube WIXOSS 遊月とバトル編 15秒【TV-CM】 - YouTubeいや~素晴らしいですね。何度も見返してしまう破壊力があります。特に遊月の「もう一回!もう一回だけ!」の…

2015年上半期のアニメ総評

2015年上半期に見たアニメについて、自分の感想をまとめました。2014年から引き続きで見てた作品 : SHIROBAKO、四月は君の嘘1~3月期のアニメ : 艦これ、幸腹グラフィティ、ローリングガールズ、冴えない彼女の育てかた4~6月期のアニメ : 終わりのセラフ…

『響け! ユーフォニアム』総評

演出・ストーリーについて 個人的な好みもあるが、7話、8話あたりから大化けした印象が強い。そこから最終回まで、各話それぞれに異なる見どころや味わい深さがあった。 この手の作品に有りがちな「主人公補正」が一切無く、あくまでも吹奏楽部という組織の…

『響け! ユーフォニアム』の中川夏紀先輩は何故こんなにも可愛いのか

夏紀先輩は何故こんなにも可愛いのか、そんな事を私ら程度が議論して何らかの答えが出せたとしても、ひとたびアニメで夏紀先輩のお姿を見れば、その可愛さの前に議論など無意味だと知るよね。それでも私は夏紀先輩について語らずにはいられない。下に挙げた…

『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。-続-』に出てきた中身の無い会議が、現実の日本で現在進行形で行われている件

この期に及んでまだ「当初のザハ案で行くべき」「世界に誇れる素晴らしい競技場を作ろう」「計画変更とか有り得ない」とか言ってる人は、お願いだから『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。-続-』の第6話と第7話を見て。そして、あと1週間後に迫ったク…

『響け! ユーフォニアム』第7話感想―葵ちゃんの退部と『青空エール』との比較

『響け! ユーフォニアム』第7話は、全国を目指した練習に嫌気がさした葵ちゃんが退部する話だった。滝先生も他の部員も、一応、退部の理由を聞いたり辞めないよう説得したりはするものの、無理に引き留めるようなことはしなかった。人それぞれに部活に対する…

あ…ありのまま『プラスティック・メモリーズ』第1話で起こった事を話すぜ…

あ…ありのまま今起こった事を話すぜ…人間とアンドロイドとの間の切ないラブストーリーだと思って『プラスチックメモリーズ』第1話を見ていたら、いつの間にか、おしっこ我慢アニメになっていた…な…何を言ってるのか分からねーと思うが…おれも何が起こったの…

話数単位で選ぶ、2010年&2011年TVアニメ10選

このブログでは、2012年から「話数単位で選ぶ、TVアニメ10選」という企画に参加し、その年最も良かったアニメを話数単位で選出してきました。しかし、2010年と2011年については選出してなかったので、記憶が確かなうちにきちんと選出しておこうと思い、この…

修行僧的スポーツアニメとして見る『艦これ』―あるいは、司令官への愛ゆえにストイックに努力し、喜びと絶望を味わった一人の艦娘の物語

はじめに タイトルにある「修行僧的スポーツ」とは、edopurpleさんが「修行僧的スポーツ漫画 - 江戸紫外郎のブログ」という記事で用いた言葉だ。努力と根性で上を目指すスポ根漫画や、努力してるところを極力描かないユルい部活漫画とも異なる、第3のスポー…

『SHIROBAKO』のみゃーもりと絵麻ちゃんが百合カップルであることの数学的証明

りきおさんの記事「ムサニ公認百合カップル? あおいと絵麻の愛の記録〜SHIROBAKO前半戦より - りきおの雑記・ブログ」によると、『SHIROBAKO』のアニメーション同好会の5人組が女子会を開くと、いつも決まって絵麻ちゃんとみゃーもりが隣どうしになってるら…

アニメ『鑑これ』におけるコメディとシリアスの中途半端さ、バランスの悪さについて

どうも「やらおん!」などのアフィブログを見てる人たちのアニメを批判するポイントというのは、コメディとシリアスのバランスの悪さ・中途半端さにあるらしい。しかもそれは、両者の単純な比率の問題ではなく、彼らが「そうそう!こういうので良いんだよ!」…

『結城友奈は勇者である』最終回感想―「大好きな仲間のため」という思考停止の言葉

『結城友奈は勇者である』最終回まで視聴しましたが、以前の記事「『結城友奈は勇者である』の気持ち悪さ - 新・怖いくらいに青い空」で述べたような本作に対する違和感は、減少するどころかますます増幅されてるように感じます。結局最終回で強調されていた…

話数単位で選ぶ、2014年TVアニメ10選―惜しくも10選には入らなかったが素晴らしかった回まとめ

以前の記事「話数単位で選ぶ、2014年TVアニメ10選 - 新・怖いくらいに青い空」で、今年最も印象に残ったアニメを話数単位で10話選出しましたが、ここでは、様々な理由により惜しくも10選入りは逃したけれども、非常に印象深かったアニメを選びました(敬称略…

話数単位で選ぶ、2014年TVアニメ10選

毎年恒例のアニメ話数単位10選の季節がやってきました。今年も、ブログ「新米小僧の見習日記」さんの記事*1を参考にて、 2014年1月1日~12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。 1作品につき上限1話。 順位は付けない。 というルールで…

『結城友奈は勇者である』の気持ち悪さ

『結城友奈は勇者である』を第9話まで見た時点で感じた違和感をまとめてみた。 主人公達が正体不明の敵と戦うという設定 バーテックスと呼ばれる正体不明の怪物を和解不可能な悪と決め付け、勇者部一同による「国防」を絶対的に正しい行為として描いているの…

『甘城ブリリアントパーク』のパラダイス的魅力

『探偵!ナイトスクープ』では、地元の個人が趣味で経営してるようなボロくてショボくてツッコミどころ満載のテーマパークの事を「パラダイス」と称し、そこに桂小枝局員が訪れて面白おかしく紹介するコーナーがあります。回によって異なりますが、その「パラ…

『幻影ヲ駆ケル太陽』の舞台・長崎県長崎市の石橋を見てきたったwww

連休を利用して長崎に行ってきました。長崎市内に現存する貴重な石橋を撮影してきましたので、その一部をご紹介します。新中川町電停近くに架かる中川橋(左)と古橋(右)。閑静な住宅街にひっそりと存在する。長崎の中心部を流れる中島川には、江戸時代に…

『キルラキル』と『利己的な遺伝子』(その2)―遺伝子に「着られる存在」から「着こなす存在」へ

リチャード・ドーキンスの『利己的な遺伝子』の本文は、次のような一文から始まる。 ある惑星上で知的な生物が成熟したといえるのは、その生物が自己の存在理由をはじめてみいだしたときである。 (中略) 地球の生物は、三〇億年もの間、自分たちがなぜ存在…

『キルラキル』と『利己的な遺伝子』

利己的な遺伝子 (科学選書)作者: リチャード・ドーキンス,日高敏隆,岸由二,羽田節子,垂水雄二出版社/メーカー: 紀伊國屋書店発売日: 1991/02/28メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 102回この商品を含むブログ (110件) を見るリチャード・ドーキンスは著書…

『銀の匙 2期』第2話考察―八軒の自己犠牲精神と「世界をポジティヴにとらえる才能」について

『銀の匙 2期』の第2話は、全体を通して八軒の自己犠牲精神が描かれていましたが、このブログで何度か取り上げた自己犠牲に関する考察が、この第2話を考える上で良い補助線になると思います。 『うえきの法則』とカント哲学について―何が道徳的に「正しい」…

深夜アニメ セーラー服軍 vs ブレザー軍で打線組んだwww

2000年代後半から2013年までに活躍した選手限定。選出できるのは各球団から1名まで。打順(守備位置)、選手名(所属球団)、の順に記述。 セーラー服軍 (中) 佐天涙子(とある科学の超電磁砲) (二) 宮藤芳佳(ストライク・ウィッチーズ) (遊) 桂ヒ…