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新・怖いくらいに青い空

アニメ・マンガ・ライトノベル考察

過去に部員への体罰で処分を受けた犯罪者が日体大の駅伝監督に就任するという異常な事態

スポーツと暴力

全国大会で2位になるなど高校駅伝の強豪として知られる愛知県立豊川工業高(同県豊川市)で陸上部監督を務める男性教諭(50)が部内で体罰をしていたことが26日、明らかになった。
(中略)
同校の竹本禎久校長は26日会見し、教諭が昨年4月から今月にかけ、複数の部員に平手打ちなどの体罰を12件繰り返していたと説明した。
うち1件は昨年7月の夏合宿中で、教諭は意識がもうろうとしていた男子部員の顔を両手で2回叩いた。この部員は鼓膜が傷つき、このケガが原因で意欲が低下し、9月に転校した。また、ほかの部員の前で叩かれ退学した女子部員もいた。竹本校長は「行きすぎた体罰だった」と謝罪。一方、教諭は「いずれも体罰でなく指導だった」と話したという。
(中略)
県教委によると、この教諭は2009年7月、陸上部の部員にデッキブラシで体罰を加え、頭を縫うケガを負わせたとして、翌8月に文書訓告の処分を受けていた。県教委はこの件について「公表基準に達していない」と発表していなかった。
(【2013年1月27日】高校駅伝の名門・豊川工で体罰 カリスマ監督が平手打ち… ― スポニチ Sponichi Annex 社会

愛知県立豊川工高陸上部を2011年まで14年連続で全国高校駅伝(男子)出場に導いた渡辺正昭氏(51)が、1日から日体荏原高(東京)の保健体育科教諭となり、陸上部を指導することになった。渡辺氏の指導を受けるため、豊川工高から昨年12月の同駅伝の登録メンバーだった5選手を含む計8人も日体荏原高へ転校した。
(中略)
8人の内訳は3年6人、2年2人で男子7人、女子1人。全国高校総体の要項は「転校後6ケ月未満のものは参加を認めない」としており、転校した選手は今夏の全国高校総体に出場できない可能性が高い。日体荏原高は「(渡辺氏の採用は)総合的な判断。選手は渡辺先生を慕って転校してきた」としている。
(【2014年04月01日】陸上:日体荏原高が渡辺正昭氏を採用 - 毎日新聞

箱根駅伝で優勝10回(歴代5位)の日体大は4日、陸上競技部の別府健至・駅伝監督(48)が退任し、東京・日体荏原高教諭で駅伝部監督の渡辺正昭氏(52)が新監督に就任すると発表した。
(中略)
今回の監督人事について、日体大広報部は「豊川工時代に体罰問題があったが、十分に反省し、再発の恐れがなく、人格者と判断し、後任を託すことになった」と説明した。今年の箱根駅伝でエース区間2区で14位の奥野翔弥(3年)、10区16位の富安央(1年)は豊川工時代の教え子。高校駅伝界の“名物監督”が大学駅伝界で手腕を発揮するか。注目される。
(中略)
愛知県教育委員会の調査によると、豊川工高陸上部の渡辺監督(当時)による体罰は2008~12年度に33件あり、体罰を受けた生徒、選手は計30人。部員らに平手打ちなどをして、うち2人が転校や退学した。愛知県教育委員会は13年3月に渡辺監督を停職4か月の懲戒処分にした。また、同4月に同校から異動させる方針を決定。一方で強豪校に育て上げた実績を評価した同校PTA関係者から指導継続を求める約3万8000人分の署名が集められた。
(【2015年3月5日】【駅伝】日体大「高校駅伝界の名将」渡辺新監督で箱根V奪回! : スポーツ : スポーツ報知

ちょっともう、何がどうなってるのか分からなすぎて気が狂いそうだ。

この問題に関するありとあらゆることが、もう理解できない。目まいがする。

まず、部員をデッキブラシで叩いたり、鼓膜が破れるまで顔を引っぱたくような暴力教師が存在していることが信じられない。そんな教師の犯罪を見て見ぬ振りしてきた豊川工業高校の対応も信じられないし、問題発覚後も彼に指導継続を求める生徒や父兄の言動もどうかしてるんじゃないか?

こんな犯罪者を招へいしてくる日体荏原高校と日体大の関係者も何考えてんのか分かんないし、彼を慕ってわざわざ転校までしてくる部員の心情も理解できない。そして、犯罪者の言い分を鵜呑みにして「十分に反省し、再発の恐れがなく、人格者と判断し」たという日体大も気が狂ってるんじゃないかと思う。

マジで意味が分からない。渡辺監督も、それに付き従う部員も、署名活動したPTAも、豊川工業高校も、日体荏原高校も、日本体育大学も、みんなみんな頭どうかしてんじゃないか? それとも、こんなふうに考えてしまう俺のほうが頭おかしいのか? 関係者みんな気が狂ってると思ってしまう俺の方が狂ってるのか? 誰か教えてくれ。

ここではっきり言っておくが、渡辺正昭氏が日体大駅伝部の監督に就任したら、間違いなく5年以内に再び不祥事をやらかす1万円賭けてもいい。現に2009年に体罰で一度処分を受けたにも関わらず、2013年に再び体罰をやってるわけだし、これはもう治らない病気みたいなもんじゃないですかね。そうやって再び問題が起こった時には、渡辺氏はもちろん、彼を招へいした日体大の関係者も同罪として、土下座して謝罪すべきでしょう。まあ、5年っていうのはあくまでもテキトーに決めた年数ですが、この記事を備忘録として残しておくんで、5年後に俺の言ってたことが正しかったって分かるんじゃないですか。

余談ですが、桜宮高校バスケ部の顧問だった小村基氏が部員を殴って自殺にまで追い込んだ事件がクローズアップされて、全国的に体罰教師に対する目が厳しくなってる時期に発覚したのが、上で述べた豊川工陸上部の事件だったので、もし桜宮の事件がなければ渡辺氏の体罰もほとんどニュースにならずに未だに監督を続けてたかもしれません。その小村氏が、大阪市の中学校のバスケ部顧問から誘いを受けて臨時コーチをやってた件が今年2月に問題になって、橋下市長も「感覚が相当ずれている」なんて言ってましたが、それでいうなら今回の日体大も感覚が相当ずれてると言わざるを得ないと思います。そしてまた、この小村氏の母校も日体大だという話なので、もはや日体大は暴力の温床、暴力教師の生産工場と化してるんじゃないかと思いますね。