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話数単位で選ぶ、2010年&2011年TVアニメ10選

このブログでは、2012年から「話数単位で選ぶ、TVアニメ10選」という企画に参加し、その年最も良かったアニメを話数単位で選出してきました。しかし、2010年と2011年については選出してなかったので、記憶が確かなうちにきちんと選出しておこうと思い、このような記事を書きました。そうしておけば、2020年までに「2010年代で最も良かったTVアニメ話数単位ベスト100」が完成します。その中から、2010年代全体を通じてのベスト10を選出しようという計画です。

2010年

2010年はこんな感じですかね。金元さん主演作品が2作入りました。イカ娘第8話はイカちゃんが泣いたり笑ったりと表情豊かで可愛かったので選出。ソラノヲト第8話は、おしっこを我慢してる女の子の葛藤と苦悶の表情を30分かけてじっくり描いた、他に類を見ない伝説のおもらし回。2010年代ベスト10にも間違いなく入ってくるだろうと思います。

けいおん!!は、律と紬が一緒に駄菓子屋やゲームセンターに行った回を選出。りっちゃんがあまりにも可愛かったので。バカテスは第9話も良かったけど、やっぱり第4話はいつ見直しても面白いので選出。

シャフト製作アニメからはそれ町の第7話と荒川UBの2期第9話を選出。どちらも基本コメディで、終始面白おかしく作られているんだけれども、どこか示唆に富んでいて考えさせられる回でした。

スト魔女2期第6話はやはり鉄板。挿入歌として流れるSweet Duetが秀逸。AB!は第10話とどっちにするか悩みましたが、見た時のインパクトがより強かった第6話を選出。世紀末オカルト学院とWORKINGも、それぞれ最もインパクトが強かった回を選出。

2011年

2011年はざっとこんな感じ。アニメ日常から1話選ぶとすれば、やはり祐子が初めて東雲家に遊びに来た第16話でしょう。なのにとってずっとコンプレックスでしかなかった背中のネジが、祐子の「なのちゃんは、なのちゃんだし」という台詞を通すことによって、はじめて輝いて見えるという演出が素晴らしい。たぶん、2010年代ベスト10にも入る。

まどマギは10話が人気だが、魔法少女に関する重大な真実が明らかになり、物語が大きく動き出した第8話をあえて選出。あの花はやはり第1話を見た時、これはとんでもないアニメが始まったなという衝撃がすごかったので選出。

ゆるゆりAチャンネル、イカ娘2期は、百合的に最も素晴らしかった回を選出。ツンデレ百合(京子×綾乃)、幼なじみ百合(るん×トオル)、疑似姉妹百合(栄子×イカ娘)と、内容は三者三様だが、いずれも心温まる素晴らしいストーリーだった。

夢喰いメリー第7話はスク水メリーさんがやけに可愛かったので。WORKINGの2期第1話も、やけに伊波さんが可愛かった印象があるので選出。

禁書2期の第19話は、とにかく木原数多役の藤原啓治さんの鬼気迫る演技が素晴らしい。強烈なインパクトを残した名悪役。彼と対峙したアクセラレータ役の岡本信彦さんの狂気に満ちた演技もすごい。名演と言えば、Steins;Gateにおける宮野真守の演技も凄かった。それが最も良く現れている第14話を選出。