あ…ありのまま今起こった事を話すぜ…
人間とアンドロイドとの間の切ないラブストーリーだと思って『プラスチックメモリーズ』第1話を見ていたら、いつの間にか、おしっこ我慢アニメになっていた…
な…何を言ってるのか分からねーと思うが…
おれも何が起こったのか分からなかった…
頭がどうにかなりそうだった…
取って付けたようなギャグだとか 視聴者に媚びたご都合主義展開だとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしい萌えの片鱗を 味わったぜ…
いや~素晴らしいですね。彼女はアイラという名のギフティア(作中に出てくるアンドロイドの通称)なのですが、強烈な尿意に耐える苦しみ、トイレが見つからない焦り、そして羞恥心、それらが全て混ぜこぜになった実に人間らしい表情です(アイラに限らず、この作品に出てくるアンドロイドは本物の人間よりも表情豊かなのですが、それが今後のストーリーで重要な意味を持ってくるのかもしれません)。
この表情が見れるのは第1話のラスト30秒くらいだけなのですが、できることなら5分くらいずっと見ていたいものです。しかし、こんな素敵なシーンを見せられてしまったら、その前にあったいくつかのシーン、例えば、
玄関先でキョドったり涙目になったりしてるこれらのシーンも、まるでおしっこを我慢しているかのように見えてくるから不思議ですね。アイラ達のやってる仕事は、寿命を迎えるギフティアを持ち主から回収してくるという仕事(ターミナルサービスと呼ばれる)なのですが、ギフティアに愛着を抱く持ち主はなかなか回収に応じてくれません。玄関先で追い返される事もしばしばです。ですが、確実に玄関を開けさせる良い作戦を思いつきました。
ピンポーン……ガチャッ…
アイラ「す、すいません、ターミナルサービスの者ですが…」
持ち主「またお前達か! 誰が何と言おうがうちの子は渡さん! とっとと帰れ!」
アイラ「ま、待ってください! あの…、その…、す、すいません! と、トイレを貸してください! お願いします! もう我慢できないんです!」
これです。この作戦で行きましょう。お茶や菓子折りを持って行くよりも、はるかに効果的です。あんな可愛い子が股間を押さえてモジモジしながらトイレを懇願してきたら、誰だって家に上げちゃうよね!
なので第2話からは、勤務前にアイラにお茶をたくさん飲ませて、限界ギリギリまでおしっこを我慢させた状態で家に行くようにしましょう。そうすれば、任務の成功確率は大きく上がるはずです。