夏紀先輩は何故こんなにも可愛いのか、そんな事を私ら程度が議論して何らかの答えが出せたとしても、ひとたびアニメで夏紀先輩のお姿を見れば、その可愛さの前に議論など無意味だと知るよね。
それでも私は夏紀先輩について語らずにはいられない。下に挙げた記事にあるように、皆さんが思い思いに好きなキャラについて語っている。
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(順不同)
だからこそ私も、夏紀先輩を愛する者の一人として声を大にして言いたい。夏紀先輩は最高に可愛い、と。
拝啓 中川夏紀様
あなたが初めて画面に登場した時の印象は、決して良いとは言えないものでしたね。顧問が変わり、吹奏楽部が新しく生まれ変わろうとしている中でも、あなたは気だるげでアンニュイな表情をして窓際にたたずみ、練習をサボってばかりいました。
それでも久美子が声をかけると、「いいよ」と言って、意外と素直に従って練習に戻る姿が、なんだか子犬のようで可愛くて仕方がありませんでした。
教室でもあんな感じでやる気なさそうに居眠りしてるのかな? あるいは、普段は友達に囲まれてハイテンションでおしゃべりしてるようなキャラ? 何故、吹奏楽部に入ろうと思ったんだろう? 友達に誘われたから? 本当はその友達と同じパートが良かったけど、あすか先輩に強引に誘われて低音パートに入れられて、そのせいでパート内ぼっち状態になってしまったのかな? そんなことを考えながら画面を見つめていると、あなたのことがたまらなく好きになっていきました。
マイペースさを維持しつつも、次第に久美子たちと打ち解け、練習にも本気で取り組むようになったあなたを見て、少しホッとしました。回想シーンで先輩と同級生との間で板挟みになり困った表情を浮かべているのが可愛かったです。犬猿の仲と言いつつもちゃっかり一緒にお祭りに行ってるあなたと優子先輩の関係性に萌えました。
そして、運命のオーディションが近づき、個人練習で汗を流しながら一心不乱に楽譜と向かい合うあなたの姿は、最高に輝いていました。結果は残念だったけれど、私も久美子も、あなたのそのひたむきな努力を決して忘れないでしょう。
オーディションに落ちた後も久美子を気遣い、感謝の言葉を口にするあなたに接して、久美子の抱えていたトラウマがパーッとパーッと晴れやかに解消していくシーンは、私の方も見ていて泣きそうになりました。ほんの少しの悔しさと照れくささをにじませながら、久美子に感謝の言葉をかけるあなたの姿は、地上に舞い降りた天使そのものでした。
それでも、その後のパート練習で、やっぱり窓際で面倒臭そうにだらけているあなたを見て、「いつもの夏紀先輩が返ってきた!」と思って嬉しい気持ちになりました。と同時に、後輩に負けた悔しさを紛らわすために、あえていつも通りを演じているようで、何だか少し切なかったです。
アニメも残すところ後1話となりましたが、あなたは最後まであの部の中で燦然と輝いていることでしょう。そしてこれからも、マイペースで、クールで、それでいて後輩思いで、最高に可愛い夏紀先輩の姿を私たちに見せてください。今までありがとうございました。私はこれからもずっと夏紀先輩を応援し続けます。