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新・怖いくらいに青い空

アニメ・マンガ・ライトノベル考察

25万円の靴を買おうとしているバカ息子の話

東京オリンピック

6月25日の『荒川強啓 デイ・キャッチ!』で山田五郎さんが面白い話をしてたので、ちょっと文字に起こしてみました。

山田五郎  これもうね、金額がデカすぎて実感が湧かないから、百万分の一くらいにスケールダウンして例えるとですよ、なんか子どもが久しぶりに国際大会に出るって言うんで、家族みんなで応援しようって盛り上がってたわけですよ。そしたら子どもが、家族に相談もなしに変なデザインの新しい靴を13万円で買うって言うわけ。それ、似合わないし高すぎるだろうと。北京君だって5万円の靴だよと。ロンドン君だって9万円の靴だよと。しかも、前の発表会の時に買ってやった靴まだ履けるじゃん、と。あれをね、ちゃんと磨き直せばね、むしろあっちの方がクラシックでカッコいいし使いやすいじゃん、って言ってんのに、それで反省すると思いきや、ごめんやっぱあの靴30万だったって言い出したわけですよ。

山田五郎  で、ふざけるなってさすがに怒ったわけですよ。そしたら、ああ分かりましたっつって、ちょっとバージョンダウンして16万2千5百円のやつにしますって言うわけ。それでも最初言ってたのより高くなってんじゃねえかよと。何でそんな高いんだよって言ったら、金の飾りついてんだよって言うわけ。それ靴に関係ないだろ、むしろ履きにくいし、後で磨く時大変じゃんって言ったわけですよ。じゃあ、分かった考えてみるってね、言うかと思いきや、いやゴメン、もう前の靴捨てちゃったしね、みんなにあの靴で行くって言っちゃったし、発表会の前のパーティーにも間に合わなくなるから、25万で買ってきちゃった!

山田五郎  これ、何でやねん! どこにそんな金あるんだって聞いたら、お母さんが5万円出してくれるって言ってた、って言い出してるわけですよ。お母さんそんなこと言ってないよ、言った覚えないよ、じゃあお父さん払ってくれないの、って、こういう話なんですよ。こんなバカ息子いたらどうしますか?

荒川強啓  もう、ちょっと「出てけ!」だね。

山田五郎  普通、殴るでしょ? ところがですね、ぶん殴りたくてもですね、誰がバカ息子なのか正体が分からないんですよ。JSCなのか、文科省なのか…

荒川強啓  両方なんじゃない?

山田五郎  いや、と思ってたら、新たにオリンピック担当大臣っていうのも出てきたんですよ。みんなで責任分散して、誰がバカ息子だか分かんなくする作戦。

いやもう、こんなひどい話があっていいのだろうか・・・

しかも困ったことに、そのオーダーメイドの靴が完成するのは大会後で、そのためにまた追加の費用がかかるとか言い出してるし、その靴のメンテナンス費がまたべらぼうに高いらしいし、そのための費用をどうするかも決まってないという。

で、そのバカ息子達は、足りない分はバイトして稼ぐとか言ってるんだけど、バイト先の店長は「うちでは高校生は働けませんよ」とか言ってるから、費用をどう捻出するのか全く先が見えないし、そうこうしてるうちに、靴を作る職人さんからは「早く作り始めないと大会に間に合わなくなるよ」とせかされる始末。

そもそも、その靴のデザイナーは世界的に有名だけど、デザインが複雑すぎて完成できない靴もあると言われてるくらいで、親戚の中には心配して「別の靴にしようや」って言って靴のカタログ見せてきた人もいたのに、バカ息子達はそんな声を全部無視して、バカ高い靴を買うために奔走してるわけですが、いやいやお前ら、そんなことする暇あったら練習したり勉強したり、もっと他にやることあるだろ! と言いたくなりますね。

もし自分が父親だったら、冗談じゃねえぞと怒り狂うところですよ。お前らが大会に出るために、こっちは靴以外にもたくさん金出してやってんだぞ。そもそもお前ら、大会にエントリーする時、「今度の大会はなるべく節約して家族に迷惑かからないようにします」って言ってたじゃねえか。その約束も守れないようなら、大会も出場させねえからな! ――こんな感じで叱りつけるでしょうね。というか、こんな状況でもまだバカ息子に好き勝手させてる過保護な親なんて、この世に存在するんですかね?