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新・怖いくらいに青い空

アニメ・マンガ・ライトノベル考察

自分ができない事を平然と他人に強制してくる連中がみんなピラミッドの下敷きになって消えてくれればこの世の中かなり住みやすくなるよねという話

最近つくづくそう思います。いや、もちろん、自分ができる事であっても他人に強要するのはダメだし、「俺が若かった頃は云々」「だからお前たちもやればできる!」的なこと言い出す奴も社会にとって害悪であることは分かっています。けれども、こういう人は自分の体験をもとに発言しているので、まあ理屈は分からなくもない。それに、この種の人間は社会の中で腐るほどたくさんいるので、それを全部指摘してたら本当にキリがない。せいぜい、各人がそういう人を反面教師にして他人に対する接し方に気を付けて生きるしかないでしょう。

一方で、この世の中には、自分が出来もしないことを平然と他人に強要するとんでもない人間がいるんですわ。これは、「自分が出来たんやからお前もできる!」型の老害おじさんより何倍も悪質な連中です。こういう輩に出くわしたら「だったらお前がやれば?」と言って返せばいいのですが、それでも強制を止めようとしないならば、もう反省するまで刑務所にでも入れとくしかないでしょう。だって、こういう人を野放しにしてるのは、人がたくさんいる街中でライオンを放し飼いするようなものですから。彼らが他の人に危害を加えないように、きちんと檻に入れてなきゃいけないですよね。

要するに何の話かと言うと、子どもの命を危険に晒して巨大な人間ピラミッドを作らせようとしてるバカどもの事ですよ*1。こんな危険な作業は本来なら、専門の技術を身につけた人が、厳重な安全対策を施した上で、高いお金をもらってすることです。それを守らずに事故を起こした経営者は逮捕されても文句言えないですよ。なのに、これが子どもの運動会になった途端に、無償で、しかも強制的に、命綱なしで高い所に登らせたりすることがまかり通っていて、事故があっても誰も責任取ろうとしない。こんなバカなことってあるかよ! ホント、こんな事やらせてる関係者みんな頭おかしいんじゃねーの?

組体操を研究してる体育教師のインタビューとかを見ても酷すぎるの一言。なにが「関わっているものすべてを『感動』に包み込む力を持っています*2だよ、バカじゃねーの? その「感動」のためにいったい何人の子どもを犠牲にするつもりですか? この先生が在籍しているのが、大阪教育大学附属池田小学校。内田良さんは著書の中で、「学校安全の象徴である同小学校が、巨大組体操を奨励していたことは驚きに値する*3と述べています。これは本当に驚くべきことだと思いますね。お前らのやってること、マジで宅間守と変わんねーだろ。

初めて10段ピラミッドを成功させた中学校の校長も「一歩間違えれば大変な事故になるが、安全性を高めるために工夫をすれば、実現できる。生徒たちが感じた代え難い感動や達成感は、その後の人生に必ず生きると信じている*4などと戯言言ってるけど、マジで頭悪すぎやろ。「一歩間違えれば大変な事故になる」ようなことを何で生徒にやらせるん? 「代え難い感動や達成感」とか言ってるけど、それ、本当に組体操じゃないと得られないものか? 「その後の人生に必ず生きる」どころか、大怪我で人生棒に振る危険性もあるのに! ホント、言ってることがもうメチャクチャ。

もうすぐ体育の日ですが、世間でこれだけ騒ぎになってても、まだ平然と運動会・体育祭でピラミッドを作らせるバカな学校が大量に出てくるでしょうね*5。奴らはこの程度の騒ぎではピラミッド作りを止めないでしょう。事故ったらどうなるか冷静に考えることのできる脳みそがあれば、そもそも最初から10段のピラミッドなんか作るわけないですから。言っても聞かない連中はさっさと逮捕して、刑務所の中で彼らだけでピラミッド作らせて勝手に感動させとけばいいんじゃないですか。

*1:人間タワーなど、その他の危険な組体操やらせてる奴も同じ。

*2:参照:組体操の魅力はズバリ「感動」だ! - 著者インタビュー - 明治図書オンライン「教育zine」

*3:『教育という病』、63頁

*4:参照:asahi.com(朝日新聞社):できた!10段ピラミッド 137人で組み体操 兵庫 - 朝日新聞プラス

*5:一応、誤解の無いように言っておきますが、全てのピラミッドが悪いと言うつもりはないです。9段とか10段とかいうキチガイな高さのピラミッドを無理やり建設しようとしてるのが問題だという話です。