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新・怖いくらいに青い空

アニメ・マンガ・ライトノベル考察

『終末のイゼッタ』のエイルシュタット公国

アニメ

『終末のイゼッタ』のエイルシュタット公国って、まさに、自民党日本会議を支持してるような層が理想とする国家だよな。

長い歴史と伝統を持ち全国民から敬愛される大公家がいて、愛国心が強くて一致団結している国民がいて、いざとなったら命を賭けて戦う士気の高い軍隊がいて、したたかに戦略を練って大国とも交渉できる参謀がいて。

そこには、移民問題もなければ、王室撤廃を叫ぶ勢力もいなくて、豊かな土地と優れた産業技術があって、国民は何一つ政府に不満を言わずに、まるで一つの家族のように仲良く暮らしてるんだろう。

ネット上では「バッドエンドまっしぐらじゃね?」みたいな声が大きいけど、作り手の願望がここまでだだ漏れなアニメも珍しいので、たぶんハッピーエンドになるんじゃないかなあ。

誤解されないように言っておくと、作品自体は凄く良いと思いますよ。ミリタリー関連の描写は実に見ごたえがあって、特に、銃・戦闘機・戦車の作画は凄くカッコいいです。敵の側のキャラクターも、いろいろな思惑や野心によって動いているので、ストーリーに重厚感があって尻上がりに良くなっていってます。イゼッタとフィーネ様の関係性もまた素晴らしいものがありますし、キャラデザも「さすがBUNBUNだ」という感じで大好きです。

まあ、BUNBUNの絵でミリタリーものをやるんなら、さっさと『ニーナとうさぎと魔法の戦車』をアニメ化しろ、って少し思うけど。