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新・怖いくらいに青い空

アニメ・マンガ・ライトノベル考察

『博多弁の女の子はかわいいと思いませんか?』第2巻―この漫画バリ凄いっちゃが!

第1巻の時も思ったけど、やはりこの漫画、福岡に住んでた人が読むと面白さが倍増しますね。私も今は別の県に住んでますが、高校まで福岡に住んでたので、作中の描写の“分かりみ”が半端ないんですよ。

福岡県民はよく使う「なん?」とか「なんなん?」とかいう言葉の話を使いますが、どん子ちゃん曰く「けど…共通して博多の人間が『なあん』って言うときがあるんよ」「姿が見えんとこからお母さんにしつこく呼ばれたとき…!!」

これ、最初に読んだ時、本の前で思わず拍手しちゃいましたね。とにかくもう凄いとしか言いようがないんですが、自分の心の奥底に染みついた「なあん」の使い方と、どん子ちゃんが例として挙げた「お母さんにしつこく呼ばれたとき」っていうのがもう、寸分の狂いもなくピッタリと当てはまってるんですよ。

あと、「からう」の共通語を聞かれて一瞬分からなくなるのも、ホントその通りとしか言いようがない。とにかく、「そうそう、まさにその通り!」「あー、あるある!」と、読んでいて凄い頻度で唸らされるんですよね。

一方で、博多弁に関するまた新しい発見もありました。例えば、「しかぶる」は熊本県南部出身の祖母が使っていましたが福岡では聞いた記憶がないので熊本だけで使われてる方言だと思っていたのですが、どうやら九州のかなり広い範囲で使われているようです。

こんな風に、福岡あるあるネタ漫画として他に類を見ない魅力のある本作ではありますが、どん子、町子、京の高校生3人が仲良く青春を過ごしている描写だけでもスゲー面白い!って思えるくらいポテンシャルの高い漫画でもあります。第3巻以降も博多通りもんのように変わらずに3人の楽しい高校生活を描いてくれることでしょう。