新・怖いくらいに青い空

アニメ・マンガ・ライトノベル考察

2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

『キルラキル』と『利己的な遺伝子』(その2)―遺伝子に「着られる存在」から「着こなす存在」へ

リチャード・ドーキンスの『利己的な遺伝子』の本文は、次のような一文から始まる。 ある惑星上で知的な生物が成熟したといえるのは、その生物が自己の存在理由をはじめてみいだしたときである。 (中略) 地球の生物は、三〇億年もの間、自分たちがなぜ存在…

STAP細胞論文の不適切画像問題から見えてきたこと

体細胞を酸に浸すだけでES細胞やiPS細胞に似た万能細胞(STAP細胞)を得ることができる、という内容の論文がネイチャーに投稿され、その筆頭著者である小保方晴子さんの人となりなども含めて大きなニュースとなりました。しかし、これらの論文の一部に不自然…

『ニセコイ』第9話の変顔を原作と比較してみた

カーブの時の車内ポーカーフェイスができない小野寺さんそして、同じくポーカーフェイスができない桐崎さんシャフトと言えば、独特の演出で原作をアレンジしてくる制作会社というイメージもあるかと思いますが、構図や顔芸に関しては、かなり原作を忠実に再…

『共学高校のゲンジツ』の尼妻さんが可愛すぎる

『共学高校のゲンジツ』はメインヒロインの保延さんも可愛いのですが、私は断然、尼妻さんが好みです。尼妻さんは、見た目はヤンキーで一人称が「オレ」な男勝りな女子。でも、主人公である草野君に気があるらしく、彼の前では女の子らしい表情を連発してい…