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いかがだったでしょうか。熊本の石橋と言えば通潤橋が特に有名ですが、それ以外にも様々な石橋があることが分かると思います。このようなアーチ式の石橋は、江戸時代から明治時代にかけて、中国や西洋から伝わった工法を参考にして造られました。中でも、熊本県を含む九州各県では、数多くの石橋が造られ、現存しています。
これらの石橋の凄い所は、大変貴重な文化財であるにも関わらず、ほとんど観光地化もされずに周囲の生活に溶け込んでいるということです。中には、生活道路として現在でも使用されている橋もあります。
どっしりとしたアーチと石組みの造形美、周囲の自然とマッチした景観は、現代のコンクリート製の橋では真似できない独特の雰囲気を醸し出しています。また、多くの石橋は、寺社の前や重要な街道など、かつての交通の要所に造られており、見て回るだけで歴史のロマンを感じさせてくれます。そして何より、現存する石橋の多くがバスも通らないような山道の近くにあるので、地図とにらめっこしながら山道を探し回り、ようやく見つけ出してその美しい姿を目にする時の喜びは計り知れないものがあります。
興味のある方は、ぜひ、ここで紹介した石橋を訪れてみてください。山奥まで行く時間がない人でも、熊本市や玉名市の近くにも石橋はありますので、ぜひ、一度見てみてください。
なお、この記事を書くにあたって、以下のホームページが大変参考になりました。ありがとうございました。