新・怖いくらいに青い空

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品格の欠片もない相撲記者たちは横綱・白鵬に土下座して謝罪すべき

大相撲の横綱白鵬(29)=宮城野=が5日、自身のブログで紗代子夫人(30)が第4子を流産していたことを明かした。(中略)
「もし会見に出たら、おそらくお腹の中の子供のことも聞かれるであろうと考えました。紗代子のことを考えると、事実を発表するには早すぎて、しかし嘘をつくことも胸が痛みました」などと、苦しみ悩んだ末の結果だったことを明かした。
白鵬の会見拒否、第4子流産が理由だった : スポーツ : スポーツ報知より引用)

今回のマスコミの記事の書き方があまりにもひどくて自分も我慢の限界を超えてしまったので、ちょっと汚い言葉を使ってぶっちゃけます。

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まずは5月30日の日刊ゲンダイの記事
日刊ゲンダイ|朝青龍より嫌われ者? 白鵬「一夜明け会見拒否」で敵だらけ

大相撲夏場所で29回目の優勝を果たしながら、翌26日の一夜明け会見を拒否した横綱白鵬(29)。これにメンツを潰されたのが相撲記者クラブだ。一夜明け会見は記者クラブが優勝力士とその部屋に打診し、了承を得て行われるもの。相撲協会の公式行事と異なり強制ではないものの、拒否の理由も言わずじまいとあっては収まらない。

うるせえ黙れクソぼけマスコミが! 何でお前らのくだらないメンツのためにわざわざ優勝力士が時間とって会見しなきゃいけないの?

「もともと記者クラブ白鵬の仲は良好とは言い難かった。地方場所で優勝した場合、一夜明け会見は宿舎で行うのが普通だが、白鵬は<ホテルじゃなきゃダメだ>と主張。会場のレンタル費用はクラブ持ちになるので、記者らから不評だった。その上、あの朝青龍に負けず劣らず、二日酔いで遅刻することも多かった」(前出のOB)

だから、わざわざ優勝翌日に白鵬が時間とって来てあげてるのに何でこんな偉そうな態度なの、こいつら? そんなに人の行動を制限するのが好きなら、プーチンに頼んで両国国技館の周りだけロシアに編入させてもらえよ。

それだけに相撲記者も我慢の限界だ。他に話題の力士がいなかった一人横綱時代ならともかく、いまは白鵬の機嫌をうかがう必要もない。批判記事を書くにもためらいがなくなるだろう。

たった1回の会見(しかも、相撲協会の公式行事ですらない!)を拒否したくらいで「我慢の限界」とか、お前らどんだけ心が狭いの?

相撲協会もそんなマスコミの動きは大歓迎だ。いまだに土俵上での怪しい相撲やダメ押しが多い白鵬には協会も閉口している。モンゴル人3横綱を束ねる白鵬の存在は、協会にとっても目の上のタンコブ。「アイツさえいなくなれば、日本人力士にも優勝の目が出る」が本音なのだ。

安心しろ。異国の地で立派に精進して頂点に上り詰めた人を「目の上のタンコブ」呼ばわりするような奴が協会にいるうちは、永久に日本人力士の優勝なんて無いから。

白鵬はたった一日のワガママで多くの敵をつくった。

頼むから、お前らのワガママに何年間も付き合わされてる横綱の気持ちも少しは考えてくれ!

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次に6月3日の夕刊フジに神谷光男という作家が書いたコラム
【スポーツ随想】大人げない横綱・白鵬の態度 関係者嘆く「ダーティーなイメージさえ出てきた」 - スポーツ - ZAKZAK

千秋楽の翌日は、相撲記者クラブが設定する優勝力士の一夜明け会見が慣例で「感動再び」とファンも注目している。相撲協会の公式行事とまではいかないが、優勝力士はよほどの用事がない限り拒むことはできない。

うるせえ黙れ、公式行事じゃないのに「よほどの用事がない限り拒むことはできない」とか何様のつもりだ!どこのブラック企業だよ!

「明治時代からある相撲記者クラブは、日本中のあらゆる記者クラブの中で一番歴史があると自負している。そのメンツを潰されてしまった」と知り合いの相撲関係者は笑った。

で、でた~! 記者クラブお得意の「メンツを潰された」。この程度で潰されるメンツとか元々無いも同然なのに、何が「一番歴史があると自負している」だよ。

白鵬は何かというと「双葉山関、大鵬関」と尊敬する大横綱の名を口にする。しかし、こんな大人げない騒ぎを起こすようでは、とても2人の足下には及ばない。

白鵬の足元どころか地下1千メートルにすら及ばないレベルのお前が言うな。

場所後の5月31日、白鵬は名誉観光大使を務める北海道滝川市で、毎年恒例の「白鵬米」の田植えを行った。遠く北海道まで飛んでいって愛想をふりまくことができるのに、マンションから部屋にくるだけで済む会見ができないとは、これいかに。

「よほどの事があったに違いない、心配だ」という想像力すら働かせることができないから、外国人への差別意識丸出しのトンデモ記事*1しか書けないんじゃねえの?

何が不服なのか黙っているのはスポーツマンらしくない。こんな状態が続くと相撲記者クラブとの亀裂も深まるばかり。白鵬にとっては損はあっても、得になることは何一つないだろう。 (作家・神谷光男)

下劣な記者たちに付き合う負担がなくなるんだから白鵬にはむしろプラスだろ。むしろ損になるのは、記事を書けなくなるお前らなんだから、今すぐ白鵬のところ行って土下座くらいしろよ!

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他にも酷い事が書かれてある記事がたくさんあったが*2、全部挙げてたらキリがないので割愛する。

こんなクソみたいな記事書いてる奴らが、よく「横綱」の品格とか言えたな。正直言って、こいつら以上に品格のない人間なんて、角界はおろか、世界中探してもなかなか見つからないと思うよ。

というか、たとえ奥さんの流産という真っ当な理由が無かったとしても、こんな記者たちの前に行って会見するなんて、俺だったら絶対お断りなんだけど。それなのに、これまで我慢して28回も会見してきた白鵬って、なんて素晴らしい品格の持ち主なんだろう、と改めて思いました。

*1:参考記事:【RWC2011】どうせ負けるなら中途半端な混成チームより日本人による日本のためのラグビー構築の場にしてもよかったのではないかと、ネトウヨ作家の神谷光男さん:Birth of Blues

*2:特に『週刊新潮』は6月12日号で「記者会見は出ないのに、カネになる他のイベント(東北地方でのロケ)にはちゃっかり出席した」みたいなことが書かれたゴミみたいな記事を載せていて酷かったけど、そんな雑誌を買うのですらバカバカしいので詳しくは述べない。