新・怖いくらいに青い空

アニメ・マンガ・ライトノベル考察

『フレラジ☆』第1巻―緊張してる時の茜ちゃんの表情が最高に可愛いです

フレラジ☆ (1) (まんがタイムKRコミックス)

まんがタイムきららキャラットに連載中の『フレラジ☆』、その単行本第1巻を読みました。主人公の朱木茜ちゃんが死ぬほど可愛いですね。この作品は、ラジオ番組「フレラジ」に出演している新人声優4人の奮闘記なのですが、この茜ちゃん(上表紙の右上の子)は、声優であるにも関わらずあがり症で、大舞台の前にはいつも緊張してしまって、ラジオ本番でも台詞を噛んでしまう事が多い女の子です。

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上の図*1は、ラジオ共演者との顔合わせ前、アフレコ前の場面なのですが、この表情がもう可愛すぎだと思いませんか? 普段は真面目でどちらかというとクールな感じなのですが、本番が近づくとこんな風に緊張しちゃってるんです。

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さらに、上の図*2は、ラジオ本番中に焦りすぎて自分の出演するアニメの番宣が上手くできなかった時の様子です。このテンパってる表情、最高に素晴らしいですね。

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けれども、可愛いのは緊張してる時の顔だけじゃなくて、緊張・不安・焦り、そういったものを乗り越えて良いパフォーマンスを見せられた後の、安堵感と達成感に満ちた表情もまた死ぬほど可愛いんですね。上の図*3のような、心地良い高揚感に包まれた良い笑顔を見せてくれるんです。ああ~萌え死ぬ~。

これは個人的な考えですが、やっぱり、たいていの萌え漫画のキャラって恥ずかしがってる時の表情が一番可愛いんですよ。例えば『Aチャンネル』のトオルンとか、『ゆゆ式』の唯ちゃんとかも、顔を赤くして照れてるシーンとかが一番萌えますよね。ごくまれに、笑顔とかクールな表情の方がすごく可愛いキャラっていうのもいますけど、やっぱり多くのキャラは恥ずかしがってなんぼな所がある。

一方で『フレラジ☆』の場合は、ただ単に恥ずかしがってるところを描いてるわけじゃないという点が重要です。緊張と焦りと不安でナーバスになったり、慌てふためいている場面をドーンと描いていて、それがまた最高に可愛いわけです。この可愛さは私にとって新たな発見でした。考えてみれば、茜ちゃんをはじめとする作中のキャラは、一般人ではほとんど経験できないような大舞台で常に結果を残していくことを求められているわけで、彼女らにかかるプレッシャーや緊張感、良いパフォーマンスが出来た時の喜びや達成感は、我々の想像を超えるものだと思います。であるからこそ、茜ちゃんの見せる全ての表情がめちゃくちゃ可愛く、そして、とても輝いて見えるのだと思います。

そもそも茜ちゃんは、制服ブレザーにネクタイ、星型の髪留めという格好の時点で、すでに私にとってドストライクなキャラなんで、それに加えて上のような表情まで見せられたらもう最強に決まってるやん!という感じですね。他にも、可愛くて個性的なキャラばかりなので、今後が非常に楽しみな漫画です。

*1:左から順に『フレラジ☆』第1巻14P、77P、79Pより

*2:左から順に『まんがタイムきららキャラット』2014年8月号162P、162P、163Pより

*3:左から順に『フレラジ☆』第1巻49P、83P、83Pより